− Profile 鈴木 美登里 (すずき みどり) −
神戸生まれ。京都市立芸術大学声楽科および同大学院修了。京都音楽協会賞受賞。在学中より古楽の分野に興味を持ち研鑚を積むと同時に、バロック、ルネッサンス期の作品に触れ感銘を受ける。
1991年、兵庫県芸術文化海外留学助成金を受けオランダに留学。アムステルダム古楽アカデミーにおいて、バロック期の声楽曲をマックス・ファン・エグモント氏、ブラバント音楽院において、グレゴリオ聖歌からバロック期に至る声楽アンサンブルをレベッカ・スチュワート女史に師事。デイプロマを取得し卒業後、ユトレヒト古楽音楽祭オーディションに合格。国内外でのコンサートおよびレコーディング活動を開始する。
1991年、兵庫県芸術文化海外留学助成金を受けオランダに留学。アムステルダム古楽アカデミーにおいて、バロック期の声楽曲をマックス・ファン・エグモント氏、ブラバント音楽院において、グレゴリオ聖歌からバロック期に至る声楽アンサンブルをレベッカ・スチュワート女史に師事。デイプロマを取得し卒業後、ユトレヒト古楽音楽祭オーディションに合格。国内外でのコンサートおよびレコーディング活動を開始する。
これまでに。アンサンブル「ラ・プリマヴェーラ」、「ラ・プティットバンド」、「バッハ・コレギウム・ジャパン」、「アントネッロ」のソリストとしてコンサート及びレコーディングに参加。
声楽アンサンブルの分野では、アンサンブル《ジョスカン》のメンバーとして、オランダ、ベルギーを中心にフランドル楽派の作品によるコンサート活動を行う。
現代音楽の分野においても、ベオグラード現代音楽コンクールで入賞、ガウデアムス現代音楽フェスティバルに出演する。
2002年、自ら主宰する声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」(La Fonteverude)を結成。
ソリストとしてのみではなく、中世・ルネサンスの様式を体得した貴重な名アンサンブル歌手としても活躍する一方、初期バロック時代のマドリガーレを中心に、知られざる名作とアカペラ声楽アンサンブルの魅力を広めたく意欲を燃やしている。