メールマガジン

本文表示 No.20

時間 : Sun 14-Aug-2011
タイトル : 東京バロック・スコラーズ メールマガジン 2011/8/14
メッセージ :

■ 東京バロック・スコラーズ 〜21世紀のバッハ〜 ■
メールマガジン ☆2011年8月14日号☆
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このメルマガは、東京バロック・スコラーズ(TBS)の演奏会で
アンケートにご協力くださったり、チケットをお申し込みくださった
皆様にお送りします。
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東京バロック・スコラーズでは2012年開催の「マタイ受難曲」演奏会に向け、
メールマガジンを月刊配信しています。配信日は毎月14日が基準です。
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☆CONTENTS☆
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【1】 ☆速報☆「マタイ受難曲」ソリスト決定!
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【2】 TBS活動予定 2011.10〜2012.6 
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【3】「マタイ受難曲」<入団オーディション案内>最終♪
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【4】 ☆ストーリア・マタイ☆ file No.6 ■イエスの捕縛
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【5】 バロック散歩☆ 1727年
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【1】 ☆速報☆「マタイ受難曲」ソリスト決定!
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2012年7月1日(日)東京バロック・スコラーズ「マタイ受難曲」演奏会の
ソリストが決まりました!
福音史家&テノール♪畑儀文
イエス♪浦野智行
ソプラノ♪國光ともこ
アルト♪高橋ちはる
バス♪薮内俊弥

詳細は随時HP等でお知らせ♪アクセスはこちら▼
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【2】 TBS活動予定 2011.10〜2012.6 
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♪「マタイ受難曲」連続公開講座(4回シリーズ)有料
講師:礒山 雅(国立音楽大学教授/日本音楽学会会長)
お席に限りがありますが、メルマガ読者の皆様には優先で聴講できる
よう調整中です。どうぞ、お楽しみに♪
日程:
第1回 2011年10月22日(土) 第2回 11月19日(土)
第3回 2012年1月7日 (土) 第4回  4月21日(土)

♪教会で聞く「クリスマス・オラトリオ2011」
日程:2011年12月23日(金・祝)
会場:日本キリスト教団 荻窪教会
指揮:三澤洋史  オルガン:井川緋奈

♪教会で聞く「マタイ受難曲」
日程:2012年3月31日(土)日本キリスト教団 上尾合同教会

♪「マタイ受難曲」カップリング講演会
講師:礒山 雅(国立音楽大学教授/日本音楽学会会長)
日程:2012年6月9日(土) 会場:求道会館

開演時間をふくむ詳細は随時HP等でお知らせ♪
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【3】「マタイ受難曲」<入団オーディション案内>最終♪
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☆「マタイ受難曲」を三澤洋史の指揮で歌ってみませんか―

東京バロック・スコラーズでは、「マタイ受難曲」に取り組み、
私たちと一緒に活動していく仲間を募集しています。
いよいよ入団オーディションも8月27日で一区切り。最終のご案内です。

<入団オーディション日程>
8月17日(水)18時/8月27日(土)13時(←最終です☆)
会場はHPでご確認ください。

♪入団オーディションの詳細はこちら▼

♪練習見学のお申し込みはこちら▼

お待ちしています! 転送・拡散歓迎♪ 
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【4】☆ストーリア・マタイ☆ file No.6 ■イエスの捕縛
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「マタイ受難曲」に登場する人物、物語の背景などを簡単にシリーズでご紹介。
第6回は、イエスの捕縛です。

■<TBS−BWV244 file No.6>--イエスの捕縛
ユダによって裏切られたイエスが捕縛される場面は、第1部後半最大の
クライマックス。福音史家、イエス、ユダの3人によるレシタティーボの後、
合唱付き2重唱とその後の2グループによる合唱が、ドラマティックに
盛り上げます。

ソプラノとアルトの独唱者が切々と「こうしてイエスは捕えられ、月も光も
悲しみにしずんだ。わたしのイエスは縄をかけられ、連れ去られた」
と涙のフレーズを2重唱で歌いつづると、時折「解き放て!」と合唱が叫び、
後半の裏切り者への怒りへと続きます。

イエスを想う女性といえば、聖母とマグダラのマリアを思い浮かべる方も
いることでしょう。この2重唱は、彼女らの心を代弁するかのようです。
ただ、一般にはシオンの娘(預言者)と考えられています。2重唱は、
悲しみの下降音型ではじまり、イエスに絡みつく縄のように連なって
後半の激しい合唱へとバトンを渡します。

この合唱付き2重唱の部分。楽譜上では2重唱が第1グループ、合唱が
第2グループと担当が指定されています。さらに興味深いのは、
第1グループのチェロはヴィオラのパートを演奏するようにという指示が
ありますが、他の通奏低音パートには指定がみあたりません。つまり、
第1グループでは誰も通奏低音を担当していないことになります。

バッハはなぜ、イエスの捕縛という場面で第1グループに通奏低音の指定を
入れなかったのでしょうか。そもそも2つのグループに、それぞれどんな
役を与えようとしたのでしょうか。じっくり考えたいところです。

参考・出典:日本大百科事典/小学館 キリスト教資料集/聖公会出版
音楽之友社/バッハ事典  ほか
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【5】 バロック散歩☆ 1727年
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バッハの「マタイ受難曲」が成立した1727年。
そのころ世界ではどんなことが起きていた?

イギリスでは1726年に、ジョナサン・スウィフトが「ガリバー旅行記」を
発表。コーヒーや紅茶が普及。それにより、新聞、雑誌、証券会社、
銀行などが発展。フランスに啓蒙思想が生まれ、ヨーロッパに近代国家の
骨格となる市民文化が確立し始めた頃でした。

アジアでは中国とロシアの国境が確定。日本では、享保の改革を行った
江戸幕府八代将軍・徳川吉宗の治世でした。財政改革という点では、
現在とリンクするところがあるのかもしれませんね。

参考・出典:日本大百科事典/小学館 ほか
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編集後記♪
残暑お見舞い申し上げます。猛暑の日々が続いておりますが、
巷では年末の第九コンサートのチケットが発売される時期。
本当に月日が経つのは早いですね。

東京バロックスコラーズも、教会で聞く「クリスマス・オラトリオ2011」、
そして「マタイ受難曲」連続公開講座(4回)が始動します。
実りの秋に向け、新しい仲間と新しい音を追求していきます。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

東京バロック・スコラーズ
渉外担当
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