メールマガジン

本文表示 No.22

時間 : Wed 14-Sep-2011
タイトル : 東京バロック・スコラーズ メールマガジン 2011/9/14
メッセージ :

■ 東京バロック・スコラーズ 〜21世紀のバッハ〜 ■
メールマガジン ☆2011年9月14日号☆
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このメルマガは、東京バロック・スコラーズ(TBS)の演奏会で
アンケートにご協力くださったり、チケットをお申し込みくださった
皆様にお送りします。
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東京バロック・スコラーズでは2012年開催の「マタイ受難曲」演奏会に向け、
メールマガジンを月刊配信しています。配信日は毎月14日が基準です。
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☆CONTENTS☆
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【1】「マタイ受難曲」連続公開講座(4回シリーズ)いよいよスタート!
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【2】 教会で聞く「クリスマス・オラトリオ2011」
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【3】「マタイ受難曲」独唱&管弦楽メンバー 続々決定!
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【4】 ☆ストーリア・マタイ☆ file No.7■人物紹介--ペテロ
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【5】 バロック散歩☆ 弟子たちのシンボル
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【1】 「マタイ受難曲」連続公開講座(4回シリーズ)いよいよスタート!
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♪講師は、これまでのカップリング講演会でもすっかりお馴染みの
音楽学者・礒山雅氏と、TBSでは初登壇となる、宗教学者・佐藤研氏です。

礒山 雅(いそやま・ただし 国立音楽大学教授/日本音楽学会会長)
 バッハ研究の第一人者。
 著作『バッハ 魂のエヴァンゲリスト』『マタイ受難曲』等。

佐藤 研(さとう・みがく 立教大学教授)★
 新約聖書、イエス研究におけるスペシャリスト。
 著作『聖書時代史 新約篇』『はじまりのキリスト教』等。

■第1回 「マタイ受難曲」序説
受難曲の歴史、バッハの受難曲上演、「マタイ受難曲」の成立と改訂といった
基本的な問題から台本と作品構成の全体を考察。

◎2011年10月22日(土)14:00開演
文京福祉センター6F(東京メトロ護国寺駅または江戸川橋駅より徒歩10分)

■第2回 イエス、マタイ、受難(仮題)★
イエスの実像、聖書の成立とマタイ福音書、受難の記述をめぐる問題などを
新約聖書研究者が最新の研究成果を紹介。
◎2011年11月19日(土)※

■第3回 予告から捕縛まで― 「マタイ受難曲」第1部の音楽をたどる
◎2012年 1月 7日(土)※

■第4回 裁判から埋葬まで― 「マタイ受難曲」第2部の音楽をたどる
◎2012年 4月21日(土)※

※ 第2回〜第4回:会場は23区内、開演時間はいずれも14時を予定。

♪受講を希望される方へ
当講座は団員対象となっておりますが、お席にいくらか余裕がありますので、
先着順で受講(有料)のお申し込みを受け付けています。
受講希望(A/B)、お名前(ふりがな付)、ご連絡先を明記のうえ下記まで
ご送信ください。担当よりご連絡を差し上げます。

A:第1回受講:1,500円(第1回 10/22)
B:全回受講:5,000円(今回のみ発行)
☆どちらも残席僅少。満席になり次第、受け付けは終了します。
 お申し込みはお早目に!

▼受講申し込みの送信先はこちら▼
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【2】 教会で聞く「クリスマス・オラトリオ2011」
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♪教会で聞く「クリスマス・オラトリオ2011」

日程:2011年12月23日(金・祝)
会場:日本キリスト教団 荻窪教会
指揮:三澤洋史  オルガン:井川緋奈

▼開演時間をふくむ詳細は随時HP等でお知らせ♪
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【3】「マタイ受難曲」独唱&管弦楽メンバー 続々決定!
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2012年7月1日(日)東京バロック・スコラーズ「マタイ受難曲」演奏会の
独唱&管弦楽メンバーが続々決定!
独唱:
 福音史家&テノール♪畑儀文
 イエス♪浦野智行
 ソプラノ♪國光ともこ
 アルト♪高橋ちはる
 バス♪薮内俊弥
管弦楽:
 コンサートマスター♪近藤薫
 オルガン♪花井淑  他

▼プロフィール等は随時HPでお知らせ▼
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【4】☆ストーリア・マタイ☆ file No.7■人物紹介--ペテロ
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「マタイ受難曲」に登場する人物、物語の背景などを簡単にシリーズでご紹介。
第7回は、イエスの弟子の筆頭であり、初期キリスト教会の指導者となった
ペテロです。

■<TBS−BWV244 file No.7>--人物紹介--ペテロ

Tu es Petrus, et super hanc petram aedificabo, Ecclesiam meam.
(あなたは 岩=Petrusである。私はこの岩の上に私の教会を建てよう)
--マタイによる福音書第16章(新共同訳聖書)より

 ペテロ*の本名はシモン(ヘブライ語読みでは「シメオン」)。
ガリラヤで漁師をしていましたが、イエスに出会い最初の弟子となりました。
イエスからアラム語で岩のかけらや石という意味の「ケファ」と呼ばれ、
新約聖書ではそのギリシャ語訳のペテロと表記されました。

 かれは弟子の中でもリーダー的存在で教会の土台の象徴とされ、
キリスト教絵画では鍵をもつ人物として描かれます。それは、
天国の扉を開くための鍵をイエスから預かっているとされるからです。

「マタイ受難曲」では、イエスの最後の祈りに同行した弟子のひとりで
ユダ同様重要な役割をもつ人物。第1部ではペテロの自信にみちた信仰心が、
イエスとのやりとりとコラールで表されます。
 そしてゲッセマネでイエスから
「鶏が鳴く前にお前はわたしを三度知らないと言うだろう」という有名な
預言を受け、イエスの捕縛では捕える兵士の耳を切り落とします。

 ペテロはイエスの死後、ローマ帝国の東部で伝道活動をはじめますが
ネロ皇帝によって60年頃殉教したと伝えられています。カトリック教会では
列聖される重要人物で、ローマ教皇は後継者とされています。

*カトリックではペトロ、プロテスタントではペテロと表記。
☆第2部のクライマックス「ペテロの否認」については次回をお楽しみに♪

参考・出典:日本大百科事典/小学館 キリスト教資料集/聖公会出版
バッハ事典/音楽之友社  ほか
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【5】 バロック散歩☆ 弟子たちのシンボル
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 ヨーロッパのキリスト教関連の宗教画や教会のオブジェに描かれるのは、
イエス、聖母マリア、イエスの弟子たちなどがあります。

 ペテロの天国の扉を開く鍵のように、かれらの回りには、それぞれの
象徴となる物がお約束のように描かれます。弟子たちの場合、それは
前職やエピソードにまつわるものです。

 有名な例に、大ヤコブがあげられるでしょう。イエスの弟子になる前、
ガリラヤ湖で漁師をしていたヤコブは、帆立貝がシンボルで、宗教画では
額や胸に帆立の貝殻を付けた人物として描かれます。フランス語で帆立貝を
coquille Saint-Jacques(聖ヤコブの貝)というのはこの由来によるもの。

 ほかにも、ヨハネのペン、トマスの指と目などが有名です。
「汚れなき悪戯」という古いスペイン映画では、12人の修道士たちが
イエスの弟子たちを形而するかのように、さまざまなシンボルやエピソードを
からめて描かれます。

参考・出典:日本大百科事典/小学館 ほか
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編集後記♪
去る9月3日、2012年7月の「マタイ受難曲」公演キックオフパーティーが
催されました。新しく仲間となった25人の合唱メンバーに、
快く独唱や管弦楽を引き受けてくださったプロスタッフの皆さんも参加。
マエストロ以下全員で“心のこもった”「マタイ受難曲」の演奏を目指す
決意を確認しました。

まず、10月より始動する「マタイ受難曲」連続公開講座(全4回)、
そして12月にはTBS恒例「教会で聞くクリスマス・オラトリオ2011」等
これからも新しい音を追求していきます。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

東京バロック・スコラーズ
渉外担当
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