− Profile 【福音史家・テノール】 畑 儀文 (はた よしふみ) −

Photo by Eiji Shinohara
兵庫県篠山市生まれ。大阪音楽大学大学院修了。小林道夫氏の伴奏による初リサイタルを行う。以後ソリストとして、ペーター・ダム(ホルン)との共演、イェルク・デームス(ピアノ)との数多くのリサイタルなど大きな成果を収めた。1991年オランダ・アムステルダムで高名なバロック歌手マックス・ファン・エグモントのもとで研鑚を積む。以後オランダ各地で毎年受難週には、エヴァンゲリストとして招かれ、ドイツ・ライプツィヒにおいてJ. S. バッハ作品のソロを務めた。
1993年〜1999年3月にかけてシューベルト歌曲全曲演奏を成し遂げ、国内外で話題を集めた。2006年からは新たなシリーズ「シューベルティアーデたんば mit フォルテピアノ」を展開中。また、2011年秋から、堀江アルテを拠点として、「畑儀文のおしゃれ音楽サロン」をスタート。日本コロムビアからCD「日本のうた」「新しい日本のうた」「トスティ歌曲集」「昭和のうた」「美しき水車小屋の娘」をリリースし、その天性の歌声はジャンルを問わず心に響く感動を呼び、注目を集めている。
「大阪文化祭本賞」「咲くやこの花賞」「大阪府民劇場奨励賞」「坂井時忠音楽賞」「兵庫県芸術奨励賞」「兵庫県文化賞」等多数の賞を受賞。
丹波の森国際音楽祭 シューベルティアーデたんば音楽監督。京都女子大学非常勤講師。関西フィルハーモニー合唱団コア・マイスター。大阪バッハ合唱団音楽監督。