− Profile 【テノール】 畑 儀文 (はた よしふみ) −
兵庫県篠山市生まれ。大阪音楽大学大学院修了。
小林道夫の伴奏による初リサイタルを行う。以後ソリストとして、ペーター・ダム(ホルン)との共演、イエルク・デームス(ピアノ)、ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)との数多くのリサイタル等大きな成果を収めた。1991年オランダ・アムステルダムで高名なバロック歌手マックス・ファン・エグモントのもとで研鑽を積む。以後オランダ各地で毎年受難週には、エヴァンゲリストとして招かれ、近年はドイツ・ライプツイヒにおいてバッハ作品のソロを務める。
1993〜1999年3月にかけシューベルト歌曲全曲演奏を成し遂げ、国内外で話題を集めた。日本コロムビアからCD「日本のうた」「新しい日本のうた」「トスティ歌曲集」「昭和のうた」「美しき水車小屋の娘」をリリースし、その天性の歌声はジャンルを問わず心に響く感動を呼び、注目を集めている。
「大阪文化祭本賞」「咲くやこの花賞」「大阪府民劇場奨励賞」「坂井時忠音楽賞」「兵庫県芸術奨励賞」「兵庫県文化賞」等多数の賞を受賞。
丹波の森国際音楽祭シューベルティアーデたんば音楽監督。関西フィルハーモニー合唱団コア・マイスター。
Photo by Eiji Shinohara