− Profile 【Trampet】 坂井 俊博 (さかい としひろ) −
1954年福井市に生まれる。幼少から父、坂井喜之栄よりピアノ、トランペット、指揮、作曲、の手ほどきを受ける。14歳から金石幸夫氏、17歳から中山富士雄氏にトランペットを師事。1974年東京藝術大学入学、同年、第43回日本音楽コンクール管楽器部門、第1位入賞。東京フィルハーモニー交響楽団の演奏旅行にソリストとして同行するなど、在学中から演奏活動を始める。1978年プラハの春国際コンクールで第5席入選、1979年ミュンヘン国立音楽大学入学、P.ラッヘンマイヤー氏に師事。1980年カッセル国立歌劇場管弦楽団に入団、1981年ツーロンとジュネーブの国際コンクールで入選。ボルドー音楽祭で銅メダル受賞。1985年オーケストラを退団し、帰国。以来、フリーで演奏活動を続けている。1992年国際交流基金よりパラグアイに派遣され、指導と演奏会を行う。
1993年東京シンフォニエッタ創設に参加、現代音楽の紹介に努める。1997年指揮活動を開始、メキシコ3都市を訪れ、指揮者、ソリストとして演奏会を行う。1998年から東京室内管弦楽団の指揮者として2002年まで数多くの演奏会を行う。近年はTVドラマ「逃亡者」劇場映画『ブラックジャック』、「20世紀少年」などのサウンドトラックレコーディングの指揮を行う。2008年にはパリ、2009年には、エジプト、オランダで東京シンフォニエッタのツアーに参加した。