− Profile 【イエス・バス】 浦野 智行 (うらの ちゆき) − | |||
東京藝術大学で、はじめホルンを専攻、後に声楽に転向。同大学院声楽科オペラ専攻修了。 第2回日本声楽コンクール第3位入賞、第5回日本モーツァルト音楽コンクール第2位入賞、第7回奏楽堂日本歌曲コンクール入選、第65回日本音楽コンクール第2位入賞等、受賞歴多数。1997年「演連コンサート90」でリサイタル・デビュー。 オペラでは「奥様女中」ウベルト、「コジ・ファン・トッテ」グリエルモ、ドン・アルフォンソ、「椿姫」ジェルモン、「ラ・ボエーム」マルチェッロ等に出演。コンサートではバッハの受難曲をはじめ「ロ短調ミサ」「クリスマス・オラトリオ」、ヘンデル「メサイア」「復活」、ハイドン「天地創造」「四季」、モーツァルト「レクイエム」「戴冠ミサ」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、フォーレ「レクイエム」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」等、宗教曲を中心に多岐に渡って活躍している。 また、歌曲にも力を注ぎ、特にロシア歌曲の歌唱・解釈で高い評価を得ている。 2004年のCD「トルストイのワルツ〜ロシア文豪の音楽」(キングレコード)でピアノと共演、音楽誌上で好評を得る。 バッハ・コレギウム・ジャパンの声楽メンバーとしてJ.S.バッハ教会カンタータ全曲プロジェクトに参加。 「ヨハネ受難曲」「マタイ受難曲」「マニフィカト」、シュッツ「イエス・キリストの十字架上の七つの言葉」(いずれもBIS)、ワーグナー編曲「第九」(キングレコード)、「ロ短調ミサ」「コーヒーカンタータ」「祝祭カンタータ」等でソリストを務め、現在も主要メンバーとして活躍中。透徹したテクスト解釈に基づく深い表現力、透明かつ柔らかな高音と力強い低音で聴衆を魅了する。日・ロ音楽家協会会員、声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」メンバー。 |