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後援:ドイツ連邦共和国大使館
東京バロック・スコラーズは、20世紀に提唱された、"古楽器(当時の楽器)を使ったバッハ作品の演奏"という流れに対し、"古楽器(ピリオド)奏法をベースにしながらも、バッハの時代にはなかった現代の楽器を用いることで、バッハの音楽の持つ新たな可能性を引き出し、21世紀にふさわしい、エネルギーに溢れたバッハの演奏を模索する"という目的を持って2006年1月に設立されました。
当団では、2007年「バッハとパロディ」、2008年「若き日のバッハ」と、テーマを設けて「カンタータ演奏会」を開催し、大変ご好評をいただきました。今回(2010年5月30日)は、シリーズ第3弾として「ワイマールのバッハ」をお送りいたします。
------ ライプツィヒ時代のカンタータを雄大なアルプスの連山にたとえるとすれば、花咲き清流の走る高原にたとえられるのが、ワイマール時代のカンタータである。若きバッハは、イタリア音楽のオペラ様式を取り入れ、1曲ごとに編成や構成を変えながら、感受性にあふれるカンタータを書いた。それらを代表する4つの名曲が、三澤洋史さんの指揮で鳴り響くのが楽しみだ。------------------------------------------------------------------- 礒山 雅(いそやま ただし)
バッハは、23歳から32歳の9年間を中部ドイツ、テューリンゲン地方の都市ワイマールで過ごしましたが、これ以前のカンタータが、聖書の言葉を用いた「ルター的」なものであったのに対し、この時代にノイマイスターの詩に出会って以降のカンタータは、「ノイマイスター式」と呼ばれる「オペラ的な作曲様式」に変化し、以後、生涯に亘ってぶれることなくその様式が貫かれていきます。
この、ちょうど過渡期にあたるワイマール時代に、バッハは若き情熱を傾け、様々な手法を用いて数多くのカンタータを作曲しました。
今回演奏される4曲も、1曲ごとに変化に富んだ構成となっており、必ずや皆さまに楽しんでいただける演奏会になるものと思っています。
演奏会に先立って4月24日(土)に行われる恒例のカップリング講演会(今回の講師は、日本におけるバッハ研究の第一人者、礒山雅氏)や、演奏会の中での指揮者 三澤洋史によるトークなど、様々なアプローチによって、皆さまにより一層演奏会を楽しんでいただける企画になっています。どうぞご期待下さい!
演奏会、カップリング講演会のお申込みはこちら (Webからのチケット申込みは締め切りました)
■指揮者
■ソリスト
■管弦楽:東京バロック・スコラーズ・アンサンブル
今回も、素晴らしい演奏者が24名集まってくださいました。…
【主な演奏者】
■合唱:東京バロック・スコラーズ