■ 東京バロック・スコラーズ　〜21世紀のバッハ〜 ■
メールマガジン 【2022年7月7日号】

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☆ＣＯＮＴＥＮＴＳ☆
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【1】「ヨハネ受難曲」演奏会 終了！！
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【2】次回演奏会のお知らせ♪
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【3】私たちと一緒に歌いませんか？　〜団員募集！〜
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【1】「ヨハネ受難曲」演奏会 終了！！
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　去る6月5日(日)、第18回演奏会『ヨハネ受難曲』は、マスク着用など
コロナ禍による様々な制約を受けながらも、会場いっぱいにお客様をお迎えして
無事終了することができました。

　開演前のプレトークが終わり、合唱、オーケストラに続いて、ソリストと共に
三澤が入場。拍手が鎮まり、固唾をのんで見守る客席を前に、三澤のタクトが
振り下ろされました。
　オーケストラが、これから起こる悲劇を予想させる、緊張に充ちた16分音符を
奏で始め、フルートとオーボエの突き刺さるような旋律が流れ、オーケストラの
メロディが大きく膨らみ、いよいよ合唱が始まるその時、私たちはこれ以上
できないくらい大きく大きく息を吸って「Herr！（主よ！）」と叫びました。
　この瞬間に、2年以上待ったTBSの「ヨハネ」の幕が切って落とされたのです。

　エバンゲリスト 畑儀文氏により物語が進行していきます。罪のないイエスを
十字架に架け処刑しようとする興奮した群衆、イエスを否定したペトロの嘆き、
逡巡するピラト、終始静かに答える威厳に満ちたイエス、群衆はますます興奮
していき、イエスは十字架に架けられ、そして死を迎えます。その間に挟まれる、
ソリストによる劇的なアリアと合唱による数々の美しいコラール。
最後は「Ich will dich preisen ewiglich!（私は永遠にあなたを賛美します！）」
と高らかに歌い上げました。

　最後のコラールが終わり、空気が止まったかのような沈黙が流れたあと、
三澤が大きく頷くと、客席からかつて聞いたことがないような大きな拍手が
湧き起こりました。
　
　私たちの2年3か月の想いが詰まった『ヨハネ』は、こうして『特別なヨハネ』
として結実することができました。

　終演後ロビーに集まって、ソリストやオーケストラの皆様からいただいた
スピーチや、お客様が団員に送ってくださったたくさんの感想に、この演奏会が
ソリストやオーケストラ、そしてお客様にとっても「待ち望んでいた」演奏会
だったのだということを実感しました。

　コロナ禍の2年余りの間、私たちの活動を見守り続けてくださったメルマガ
読者の皆さまに、心から感謝いたします。有難うございました。


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【2】次回演奏会のお知らせ♪
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　来年の演奏会の日程と会場が決まりました。

　　　《 21世紀のバッハ 》
　　東京バロック・スコラーズ
　
　第19回演奏会 『バッハとパロディ パート?（仮題）』

　日時：2023年6月18日(土)　午後
　会場：ティアラこうとう　大ホール（江東区住吉）
　曲目：J.S.バッハ　
　　　　小ミサ曲イ長調 BWV234
　　　　カンタータ67番 BWV67、カンタータ136番 BWV136ほか

　詳細が決まり次第、HPに掲載していきます。


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【3】私たちと一緒に歌いませんか？　〜団員募集！〜
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《三澤洋史の指導のもと、バッハを歌いませんか？》

　2001年以来、新国立劇場主席合唱指揮者として、同合唱団を世界のトップレベル
に育て上げた三澤洋史。
　彼が、自身の心の核とするバッハを演奏するために「21世紀のバッハ」を掲げて
設立し育ててきた東京バロック・スコラーズ。
　ここで、三澤の熱心な指導のもと、バッハを歌ってみませんか？

◎練習は、
　月2回、土曜午前
　　ボイストレーナーによる発声練習　30分
　　　※大森いちえい先生（新国立劇場合唱団）高橋ちはる先生（BCJ）
　　三澤の練習　2時間半
　月2ー3回　水曜夜
　　副指導者による練習　2時間
　　　※奥村泰憲先生、広瀬奈緒先生、浜田広志先生

◎パート練習、アンサンブル練習など、盛りだくさんな練習が行われています。

◎入団に際しては、三澤が直接お声を聞かせていただいています。
　というとドキッとされるかと思いますが、
　基本は「横隔膜が使えていること」
　何度でも受けていただけますので、「この合唱団で歌ってみたい」と思われたら、
　気軽にチャレンジしてください。そうやって入団した団員が何人もいます。

　≪三澤洋史によるオーディション課題曲の歌い方♪≫
　　https://www.youtube.com/watch?v=M-zdpX2RpY0
　をご用意しました。是非参考にしてください。

◎練習見学も大歓迎です。
　〜準備の都合上、事前にお申し込みください〜

◎オーディション スケジュールはHPに掲載しています。

　2022年7月23日 (土) 14:00-15:00 浜田山会館 ホール
　8月はオーディションはありません。
　9月以降の日程はHPでご確認ください。
　
◎9月からは『教会で聴く クリスマス・オラトリオ』の練習が始まります。
　さあ！　あなたもTBSの一員として、《21世紀のバッハ》を歌いましょう！
　ご興味のありそうなお友だちにも是非ご案内ください。

　オーディションのお申し込みは　こちら▼　
　練習見学のお申し込みは　こちら▼


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編集後記♪

　『ヨハネ』が終わって1か月が過ぎました。
　大分落ち着いてきたとはいえ、まだ感染者数が高い状況での演奏会ということで、
舞台はオーケストラピットを上げて拡げ、合唱の間隔を広くとり、マスクを
つけての歌唱となりました。
　マスク越しで声が届くのかという不安は、皆さまからの感想を読んで、杞憂
だったと安堵しました。
　多くの皆様の「感動した」というメッセージを読み、音楽は人々が感動を
共有できる、人間にとってなくてはならないものであることを確信しました。
　これからも、皆さまと感動を共有できるバッハを歌い続けていきます！

　最後までお読みくださいましてありがとうございました。

東京バロック・スコラーズ
広報担当


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