メールマガジン

本文表示 No.55

時間 : Fri 14-Nov-2014
タイトル : 東京バロック・スコラーズ メールマガジン 2014/11/14
メッセージ :

■ 東京バロック・スコラーズ 〜21世紀のバッハ〜 ■
メールマガジン ☆2014年11月14日号
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このメールは東京バロック・スコラーズ(TBS)のメルマガに
ご登録いただいている皆様にお送りしております。
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…☆CONTENTS☆………………………………………………………………………
【1】第11回演奏会の聴きどころ
【2】カップリング講演会申し込み受付中!
【3】『オペラ座のお仕事』ご案内
【4】バロック散歩☆語るガラス
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【1】第11回演奏会の聴きどころ
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今回の演奏会では「バッハのクリスマス」と銘打ち、「マニフィカト」と
「クリスマス・オラトリオ(抜粋)」の2曲を演奏します。演奏会前最後の
メルマガ今号では、その聴きどころをご紹介♪

☆マニフィカト―Magnificat ニ長調 BWV243☆
明るく壮麗なこの曲は、御使いの大天使ガブリエルにより受胎を告知された
マリアが、親類のエリサべトを訪れて歌う神への賛歌。
アンジェリコ、レオナルド、グレコなどの絵画でお馴染みの場面「受胎告知」後の
素敵な歌物語です。

バッハ作品では、輝かしいトランペットの音色とポリフォニックな合唱、
美しい旋律の声楽ソロで表現されており、フルート、オーボエ、ティンパニなど
各楽器の聴かせどころがあります。
歌詞はラテン語ですが、TBSが歌うのはドイツ式発音のラテン語。
多くは「マニフィカート」と歌われる歌詞も
ドイツ式に「マグニフィカート」と歌っています。

☆クリスマス・オラトリオ(抜粋)☆
バッハが書いた3曲のオラトリオの中で、最も規模が大きく(6つのカンタータからなり、
演奏時間は約2時間半)音楽的に充実しているのが、この「クリスマス・オラトリオ
BWV248」です。
その名の通りクリスマスシーズンに演奏される定番の曲で、聖母マリア、馬小屋の
飼い葉桶に眠る幼子イエス、天使の群れ、羊飼いたち、東方三博士など、
イエスの降誕を巡る様々な物語が美しい曲によって綴られていきます。
本来は、クリスマスから翌年の1月6日まで、物語に沿って6日に分けて演奏される
ものですが、今回の演奏会では、抜粋という形ででその中から40曲ほどを歌います。
TBSがどんなクリスマスの物語を紡ぎ出すのか…。それは演奏会本番のお楽しみです♪

◆日時  2014年12月14日(日)開場13:15   開演14:00
           ※13:30〜13:45 三澤洋史によるプレトーク
◆会場 大田区民ホール アプリコ・大ホール
            JR京浜東北線/東急線(池上線・多摩川線) 蒲田駅【東口】より徒歩3分
          京急 蒲田駅からは徒歩7分
             ※アクセス方法はこちら↓
             http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/aprico/access/
◆曲目 J.S.バッハ「マニフィカート」「クリスマス・オラトリオ(抜粋)」
◆指揮  三澤 洋史
◆ソリスト 藤崎美苗(S)、高橋ちはる(A)、谷口洋介(T)、萩原潤(B)
◆管弦楽   東京バロック・スコラーズ・アンサンブル
◆合唱     東京バロック・スコラーズ
◆料金  3,500円(全席自由) 当日学生券1,000円あり(要学生証)
※チケットは下記当団サイトの他、東京文化会館チケットサービス(11月末までの
工事期間中は窓口販売なし)、e+イープラスでもお求めいただけます。

▼第11回演奏会の詳細とお申込みはこ ちら▼
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【2】カップリング講演会申し込み受付中!
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あと2週間程に迫ったTBSのカップリング講演会。参加のお申込みはまだ受け付けて
おりますので、「バッハのクリスマス」に興味のある方、すでに演奏会チケットを
お持ちの方はぜひご参加ください♪

◆講師 礒山 雅(大阪音楽大学客員教授、国立音楽大学招聘教授)
◆日時 2014年12月2日(火) 開場18:30 開演19:00
◆会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟1階 101室
    東京都渋谷区代々木神園町3-1
◆入場料:1,000円
   ※ 受付で第11回演奏会「バッハのクリスマス」のチケットまたは
      学生証の提示で入場可、無料。(要事前申し込み)。

オリンピックセンター センター棟1階の詳細はこちら↓
http://nyc.niye.go.jp/facilities/d6-1.html

講演会参加のお申込みは下記まで♪
演奏会チケットをお持ちの方も事前にお申込みください。

▼カップリング講演会の詳細とお申込みはこ ちら▼
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【3】『オペラ座のお仕事』ご案内
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メルマガ前号でもご案内した、当団音楽監督・三澤洋史著『オペラ座のお仕事』が
10月25日に発行されました。オペラの仕事を軸に、若かりし頃の音楽との出会いなども
書かれており、三澤の音楽を形作っているものが何なのか楽しみながら読める本です。
演奏会の予習にもぜひ一冊、いかがですか?
 
『オペラ座のお仕事』三澤洋史著 早川書房 1,728円(税込)
オペラ座は社会の縮図だ! 新国立劇場専属の合唱指揮者を務める著者が、
劇場の舞台裏で繰り広げられる人間模様を語り、「理想の指揮者」について探る。
クラシック初心者でも楽しく読める一冊。(早川書房HPより)
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【4】バロック散歩☆語るガラス
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聖夜を彩るのは街路樹のイルミネーションだけではありません。
教会の窓を飾るステンドグラスも大切な光。
フランスのシャルトル大聖堂の薔薇窓はよく知られるところです。

今から5000年前にメソポタミアで生まれたガラスは、
12世紀、フランスで大聖堂の窓を飾るステンドグラスに用いられるように
なりました。当時のヨーロッパは天高くそびえる大聖堂の建築ラッシュ。
ステンドグラスはそうしたゴシック建築の象徴として定着します。

その作り方は、砂と石灰、苛性ソーダを溶かしてガラスをつくり
円筒形に吹いて作ったガラスを切り開き、平らに成形。熱したコテと冷水で
図柄に合わせた形に割り、特殊塗料で着色、ガラス片を鉛とハンダで
継ぎ合わせるというもの。修道院付きの熟練職人が担当していました。

図柄は、聖書物語の名場面や聖人の生涯が多く描かれました。
中世後期まで教会で使われていたのがラテン語聖書だったため、ほとんどの人が
祈りの言葉や教えを読むことができなかったからといわれています。

ステンドグラスは、民衆がキリスト教の知識を得るための手段として
修道院が考えた「メディア」の一つといえるでしょう。

参考資料:「中世の大聖堂」三省堂/旭硝子サイト
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編集後記♪  
木枯らしが吹き始め、冬の始まりを感じる頃となりました。
早いもので演奏会前のメルマガは今号が最後。クリスマスシーズンの到来は
まだまだこれからが本番ですが、演奏会案内と共に少しでもクリスマスの雰囲気を
味わっていただこうと編集してまいりました。お楽しみいただければ幸いです。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

東京バロック・スコラーズ
広報担当
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