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■ 東京バロック・スコラーズ 〜21世紀のバッハ〜 ■
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☆CONTENTS☆
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【1】「バッハとルター」演奏会によせて (音楽監督:三澤洋史)
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【2】カップリング講演会のご案内
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【3】演奏会ソリストのご紹介 〜ソリスト3人 TBSに初登場〜
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【4】「バッハとルター」演奏会 チケット販売のご案内
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【1】「バッハとルター」演奏会に寄せて (音楽監督:三澤洋史)
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誰でも口ずさめるメロディーの賛美歌を歌いながら、自国の言葉で会衆全員が
礼拝に参加していくことは、現代では、カトリックを含む全世界のキリスト教会で
当たり前のことになっている。しかし、これを最初に成し遂げたのは
マルティン・ルターである。ルターの業績はふたつの点に集約される。
コラールの編纂と、聖書のドイツ語訳及び自国語礼拝の扉を開いたこと。
そのルターの宗教改革から約200年後、ルターの精神を深く受け止め、
その創作活動の中心に据えて、稀有なる芸術的高みに昇華させた天才がいる。
ヨハン・セバスチャン・バッハその人である。彼の作った200曲にも及ぶ
カンタータは、ルター派信仰の樹にたわわになった見事な果実である。
今年は、ルターが、ヴィッテンベルクの教会に“95ヶ条の提題”を打ち付けて、
宗教改革が始まった1517年から、ちょうど500年経つ。各地で記念行事が行われているが、
当団ではルター自身の作曲によるコラールをもとにしたバッハのカンタータを3曲演奏する。
これらの作品には、どれも天才が天才と出会った瞬間の火花を感じる。
ふたりに共通する熱い信仰への想いが、作品から奔流のように溢れ出て来るのだ。
(三澤洋史:演奏会チラシより)
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【2】カップリング講演会のご案内
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恒例の演奏会とのカップリング講演会を、今回は、ルターの研究をご専門とされている
国立音楽大学の宮谷尚実先生をお迎えして、開催いたします。
(演奏会当日ではありませんのでご注意ください。)
宮谷先生は、著書に『教養としてのバッハ』(共著、アルテスパブリッシング、2012年)や、
訳書として トーマス・カウフマン『ルター』(教文館、2010年)などがあり、
深い宗教性に基づいて作られたバッハのコラールを紐解く興味深いお話を
聞かせていただけることと思います。
ルターの宗教改革500年の今年、知的好奇心を大いに満たしてくれる講演会となるはずです。
もちろん三澤洋史との爆笑対談もあります!
ご来場、お待ちしております。
■講師:宮谷 尚実
国立音楽大学准教授。18世紀ドイツの思想と文学を専門とする。
2016年度 フンボルト財団研究奨学金を得てドイツのベルリン自由大学
およびコンスタンツ大学にて研究滞在。
日本ルター学会会員。
■日時:2017年9月30日(土) 15:00開演 (14:30開場)
■会場:求道会館
〒113-0033 東京都文京区本郷6-20-5
※東京メトロ南北線「東大前」徒歩5分、
東京メトロ丸ノ内線、都営大江戸線「本郷三丁目」徒歩15分
■入場料:1,000円
※ 演奏会チケットをお持ちの方、および学生(要学生証)は無料ですが、
事前にお申し込みが必要です。
▼カップリング講演会のご案内はこちら▼
講演会のご参加のお申し込みは、
お名前(ふりがな)
人数
演奏会チケットの有無
メールアドレス
電話番号
※学生の方はその旨もお書きください
をご記載の上、メールにてお申込みください。
▼お申込みはこちらへ▼
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【3】演奏会ソリストのご紹介 〜ソリスト3人 TBSに初登場〜
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今回の「バッハとルター」演奏会では、私たちの演奏会をいつも盛り立てて
くださるお馴染みのバスの大森いちえいさんと共に、ソプラノ:岩本麻里さん、
アルト:吉成文乃さん、テノール:藤井雄介さんの3人が、TBSの演奏会に
初登場されますので、ご紹介いたします。
ソプラノ:岩本麻里
▼プロフィールはこちら▼
アルト:吉成文乃
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テノール:藤井雄介
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バス:大森いちえい
▼プロフィールはこちら▼
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【4】「バッハとルター」演奏会 チケット販売のご案内
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第14回演奏会「バッハとルター」のチケットを販売しております。
■日時 2017年10月22日(日)
開演 15:00 開場14:10 (14:30〜 三澤洋史によるプレトーク)
■会場 川口総合文化センター・リリア メインホール
(JR京浜東北線「川口駅」西口正面)
■料金 一般 3,500円(全席自由)
学生 1,000円
▼演奏会のご案内はこちら▼
下記のいずれかでお求めいただけます。
(1)お近くの団員より
(2)当団ホームページより ▼お申し込みはこちら▼
(3)当団に直接お電話で:090-6034-2138
(4)リリアチケットセンター Tel 048-254-9900
(5)e+イープラス http://eplus.jp(ファミリーマートでも購入可)
みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
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編集後記♪
「ルターの宗教改革500年」の今年、さまざまな講演会や演奏会が企画されていますが、
私たちが取り上げるカンタータ14番「もし神が我々と共にいなかったら」は、
演奏の機会が少ないもののひとつではないでしょうか。
理解不能! と投げ出したくなるような緻密で複雑な構造のフーガに悪戦苦闘していますが、
究極のバッハの作品とも思われ、練習を重ねるほどに面白さが増してきます。
TBSはこの酷暑の中、お休みなしで練習を重ねています。
なかなか聞くことのできないカンタータ14番を、ぜひTBSの演奏会でお聞きくださいませ。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
東京バロック・スコラーズ
広報担当
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