メールマガジン

本文表示 No.75

時間 : Fri 22-Sep-2017
タイトル : 東京バロック・スコラーズ メールマガジン 2017/9/23
メッセージ :

■ 東京バロック・スコラーズ 〜21世紀のバッハ〜 ■
メールマガジン 
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☆CONTENTS☆
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【1】演奏会に向けて:恒例の合宿が開催されました
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【2】カップリング講演会まで、あと1週間です!
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【3】バッハから紐解くルターの宗教改革 〜演奏会のご案内_〜
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【1】演奏会に向けて:恒例の合宿が開催されました
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演奏会まで40日余りとなった、9月9日(土)〜10日(日)の2日間、葉山の湘南国際村にて
合宿が開催されました。
海と緑に囲まれた素晴らしい環境の中、普通でしたら優雅に音楽を楽しむところですが、
TBSの合宿では、各パート1人ずつで歌う少人数アンサンブルが恒例となっています。
更に今回の合宿では、通常1日目の夜のみのアンサンブル練習が2日目の午前中にも
行われるという、過酷なスケジュール・・・。
1人で歌うのは、普段の練習状況にとどまらず、人格までも晒すようで、
かなりのプレッシャーがかかり、もちろん時には冷や汗もかきます。
それでも終わってみると、アンサンブルを実感できる楽しい練習です。
TBSのハーモニーは、こんな厳しい? 練習の中から生まれています。
この合宿を超えて団員もまとまり、いよいよ本番に向けて気持ちも高まってきました。
演奏会をどうぞお楽しみに。


この小アンサンブルの練習について、音楽監督:三澤洋史がブログで詳しく
語っていますので、ぜひご一読ください。
▼三澤洋史公式ホームページ Cafe MDR はこちら▼


ところが!この話には続きがあり、通常は合宿のみのアンサンブル練習が、
直後の13日(水)の練習でも抜き打ちで行われました。
さらにその翌週も続けて…
演奏会まではアンサンブルを中心に練習していくとのお話もあり、
マエストロ三澤のその妥協を許さない姿勢に、団員の気も一層引き締まり、
真剣さが増したことは言うまでもありません。



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【2】「カップリング講演会」まで、あと1週間です!
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前号でもご案内いたしましたカップリング講演会まで、あと1週間となりました。
「お客様に演奏会をもっと楽しんでいただきたい!」との趣旨で、テーマに合わせて
講師をお招きし開催するTBS名物? の講演会です。

今回の講師は、「ルターとコラール ーその神学とことば」(*1) などの著作もある
ルターの研究をご専門とされている国立音楽大学の宮谷尚実先生。
この著作では、ルターの宗教改革への歩み、その音楽、そして演奏会でもとりあげる
コラール<われらが神は堅き砦>についてなど、丁寧にわかりやすく解説をされています。
今回の講演会でも、たくさんの興味深いお話を聞かせてくださるはずです。
三澤洋史との対談もあります。
どうぞお楽しみに!
会場には、まだ余裕がございます。お気軽にご来場ください。


*1 宮谷尚実「ルターとコラール ーその神学とことばー」
(叢書ビブリオムジカ『教養としてのバッハー生涯・ 時代・音楽を学ぶ14講』
磯山雅・久保田慶一・佐藤真一編著 アルテスパブリッシング 2012)
ご存知の方も多いかと思いますが、これからルターやバッハについて学びたい方にはお薦めです。


「カップリング講演会」

■日時:2017年9月30日(土) 15:00開演 (14:30開場)

■会場:求道会館
〒113-0033 東京都文京区本郷6-20-5
※東京メトロ南北線「東大前」徒歩5分、
東京メトロ丸ノ内線、都営大江戸線「本郷三丁目」徒歩15分

■入場料:1,000円
※ 演奏会チケットをお持ちの方、および学生(要学生証)は無料ですが、
事前にお申し込みが必要です。

■講師:宮谷 尚実
国立音楽大学准教授。18世紀ドイツの思想と文学を専門とする。
2016年度、フンボルト財団研究奨学金を得てドイツのベルリン自由大学
およびコンスタンツ大学にて研究滞在。
著書に前述、『教養としてのバッハ』(共著、アルテスパブリッシング、2012年)
訳書として、トーマス・カウフマン『ルター』(教文館、2010年)がある。
日本ルター学会会員。


講演会のご参加のお申し込みは、

お名前(ふりがな)
人数 
演奏会チケットの有無
メールアドレス
電話番号
※学生の方はその旨もお書きください

をご記載の上、メールにてお申込みください。

▼お申込みはこちらへ▼


▼カップリング講演会のご案内 詳しくはこちら▼



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【3】バッハから紐解くルターの宗教改革 〜演奏会のご案内_〜
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今回の演奏会は、今年がマルティン・ルターの「宗教改革」から500年となることを
記念して企画されました。

「ルターの宗教改革」は、ルターが、1517年10月31日に、ローマ・カトリック教会の
堕落を糾弾する「95か条の提題」を「ヴィッテンブルク城」の門に打ち付けたことから
始まるとされています。
10月31日は、今もドイツでは祝日だそうで、ドイツ人にとっては大切な記念日。
ルターの宗教改革は、その後プロテスタントを生み、ピューリタンを生むなど、
世界の歴史を大きく塗り替えていきました。

ルターは、「教会は民衆のためにあるべき」との考えから、
・聖書をドイツ語に訳し、民衆にも理解できるようにした。
・ミサで民衆が一緒に歌えるよう、ドイツ語のコラール(讃美歌)をたくさん作った。
これによって、聖職者がラテン語で行っていたミサが、民衆にもわかる言葉で語り掛け、
民衆も共に歌う信仰の場になったのです。

その160年ほど後に活躍したバッハは、ルターがローマカトリック教会に追われ
かくまわれていた「ヴァルトブルク城」が良く見える町・アイゼナハで生まれ育ちました。
勿論、通ったのはルター派の教会。
そこでルターの作ったたくさんのコラールに接したバッハは、その多くを
カンタータ作曲のモチーフにしていきます。
もしルターがいなければ、バッハの作品のいくつかは生まれていなかったとも
言えるでしょう。

今回取り上げる3つのカンタータは、どれもルターの作ったコラール(讃美歌)をもとにした曲です。
このうち80番は有名で、「宗教改革」をテーマにした演奏会ではよく取り上げられていますが、
14番と38番は演奏される機会の少ないカンタータです。
ルターのコラールは、彼自身の苦しい状況を反映するかのように、強く激しい言葉が
並んでおり、それに呼応するかのように、バッハは精緻に入り組んだ曲を作り上げています。
どれも難曲ですが、歌い込むうちにバッハのルターへの想いが伝わってきて、圧倒されています。

どうぞこの機会に、「ルターを思い、バッハを感じる」演奏会にお越しください!


演奏会のチケットを、引き続き販売しております。

■日時 2017年10月22日(日)
開演 15:00 開場14:10 (14:30〜 三澤洋史によるプレトーク) 

■会場 川口総合文化センター・リリア メインホール 
(JR京浜東北線「川口駅」西口正面)

■料金 一般 3,500円(全席自由)
    学生 1,000円

▼演奏会のご案内はこちら▼

下記のいずれかでお求めいただけます。
(1)お近くの団員より
(2)当団ホームページより ▼お申し込みはこちら▼
(3)当団に直接お電話で:090-6034-2138
(4)リリアチケットセンター Tel 048-254-9900
(5)e+イープラス http://eplus.jp(ファミリーマートでも購入可) 


みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。



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編集後記♪ 

急に秋らしくなったり、台風とともに暑い日が戻ってきたり、
激しい天候の変化に、みなさま体調を整えるのも大変な毎日かと思います。
TBSではそれに加えて、合宿での小アンサンブル練習による
「アンサンブル・ショック!」によりぼ_〜っと日々を過ごした団員もいたようです。
まだまだ先と思っていましたが、あっという間に演奏会まで約1ヶ月となりました。
歌えば歌うほどに、その深さに圧倒されるバッハのコラールです。
残りの期間 少しでも理解を深め、よりよい演奏がお届けできるよう練習に励んで参ります。


最後までお読みくださいましてありがとうございました。

東京バロック・スコラーズ
広報担当




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