メールマガジン

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時間 : Mon 09-Jul-2018
タイトル : 東京バロック・スコラーズ メールマガジン 2018/7/9
メッセージ :

■ 東京バロック・スコラーズ 〜21世紀のバッハ〜 ■
メールマガジン 
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☆CONTENTS☆
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【1】第15回演奏会「バッハへの道のりとバッハから」
ー演奏会に寄せてー  音楽監督:三澤洋史
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【2】第15回演奏会 8月1日(水) チケット販売開始のお知らせ
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【3】カップリング講演会も開催します
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【4】ワークショップ「三澤洋史とバッハを歌おう」ご報告
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【1】第15回演奏会「バッハへの道のりとバッハから」
ー演奏会に寄せてー  音楽監督:三澤洋史
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第15回演奏会に関して、選曲理由や演奏会に向けた三澤の想いを、
演奏会チラシより抜粋して、ご紹介させていただきます。


ーバッハから読み解くそれぞれの想いー

「全ての音楽がバッハに流れ込み、バッハで統合され、それから再び
バッハを源として流れ出し、その影響は遠く現代音楽にまで及ぶ」とは
よく言われることである。その見解は間違いではないが、同時にそんな
単純に割り切れないとも思う。
たとえば、パレストリーナのどこまでもたゆたうような音楽は、
バッハのモテット「イエスよ、私の喜び」とは目的が違う。その間には
ルターの宗教改革という断絶が横たわっている。ルネッサンス、宗教改革、
啓蒙思想、フランス革命などを通して、人間は近代的自我に目覚めていくが、
バッハはまさに歴史の転換点に位置する。
残念ながらバッハの後、ルター派の音楽は衰えていく。その一方で、
カトリック教会の宗教音楽は、ロマン派に入るとむしろ楽曲の規模を
拡大していく。だがそれらは作曲家達の個人的ファンタジーの発露に
過ぎず、教会の功績ともいえない。
その中にあって、真摯に祈りの世界と向かい合い、モテットという
アカペラ合唱に自己の熱き信仰への情熱を凝縮させた作曲家がいた。
この演奏会では、バッハを中心に据えながら、そうした様々な作曲家の
それぞれの想いを読み解いていきたい。



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【2】第15回演奏会 8月1日(水) チケット販売開始のお知らせ
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第15回演奏会を、以下の通り開催いたします。

・日時  2018年11月4日(日) 13:30開場/14:00開演

・会場  サントリーホール ブルーローズ(小ホール)
     (東京メトロ 溜池山王駅13番出口、六本木一丁目駅3番出口)

・曲目  パレストリーナ 「ミサ ブレヴィス」
     シュッツ    ドイツ・マニフィカト「我が魂は主を崇め」
     ブルックナー  モテット
             「Os Justi 正しき者の口は」
             「Locus iste この場所は神によって造られた」
             「Libera me, Domine 我を解き放ちたまえ」
     プーランク   「悔悟節のための4つのモテット」
     J.S.バッハ  モテット
             「Jesu meine Freude
                  イエスよ、私の喜び」BWV227

・指揮とお話  三澤 洋史(新国立劇場合唱団指揮者)

・オルガン    浅井 美紀

・合唱     東京バロック・スコラーズ

・料金     3,000円(全席自由) *お申込みは、お一人様2枚まで

・演奏会チケットのお申込み
 2018年8月1日より、販売を開始いたします。
 当団のホームページ または お電話にて(090-6034-2138)
 受付けいたします。

*今回の演奏会は座席数が少なく、早い時期でのチケット完売が
 予想されております。
 販売開始が近づきましたら改めてご案内いたします。
 ご来場ご希望の方は、お早めにチケットをお求めくださいますよう、
 お願い申し上げます。 


TBSとしては初めて、アカペラ合唱曲に挑戦いたします。
ぜひ、いつもとは一味違う東京バロック・スコラーズの演奏を
お楽しみください。 

団員一同、心より皆様のご来場をお待ちしております。

▼演奏会のご案内はこちら▼



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【3】カップリング講演会も開催します 
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毎回恒例のカップリング講演会を、今年も開催いたします。
(演奏会当日ではありませんのでご注意ください。)

この講演会は、演奏会をより一層楽しんでいただきたいとの趣旨で、
講師の先生をお招きして、毎回開催しているものです。
おかげさまで、大変ご好評をいただいています。
今回は、バッハを挟んでパレストリーナからプーランクまでを
取り上げるという三澤の想いの詰まったプログラム構成で、
初めて三澤自身が講師として登場することになりました。
ぜひ、演奏会と合わせて、お楽しみください。


・日時   2018年10月20日(土)  開場:14:30/開演:15:00

・会場   求道会館 (東京都文京区本郷6丁目20番5号)
      (東京メトロ南北線「東大前」より徒歩5分、
       丸の内線「本郷三丁目」より徒歩15分)

・講師   三澤 洋史

・入場料  1,000円


*参加ご希望の方は、事前にお申し込みください。

*演奏会のチケットをお持ちの方、および学生は無料です。


8月1日 演奏会チケット発売と同時に受付を開始いたします。
演奏会チケットをお申込みいただく際には、ぜひ講演会も同時に
お申込みください。

▼カップリング講演会のご案内はこちら▼



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【4】ワークショップ「三澤洋史とバッハを歌おう」のご報告 
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初めての試み「三澤洋史とバッハを歌おう」ワークショップを、
3月21日(水・祝)、4月21日(土)の2回に渡り開催、
各回とも30名ほどのお客さまをお迎えし、無事に終了いたしました。
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。

各回とも、横隔膜を使う発声法の確認、その後 パレストリーナと
バッハの実際の歌唱に。メリスマの歌唱法など実際に歌いながら
体験していただきました。さらに、バッハの音楽の背景にある
ルター派の宗教改革による礼拝音楽のへの影響などレクチャーもあり、
2時間で盛りだくさんの内容となりました。
いただいたアンケートによれば、皆さま楽しんでいただけたようで、
ほっとしております。ご来場の皆さまと一緒に歌う機会をいただき、
団員にもとてもよい刺激となりました。

来年度も、ワークショップの開催を予定しています。
ぜひ、次回のワークショップをお楽しみに。



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編集後記♪ 

全国各地の記録的な集中豪雨により、被害に遭われている皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。
被害の報に接し、本当に心が痛み、ただただ自然の力の大きさに慄くばかりです。
これ以上被害が広がりませぬよう、お祈り申し上げます。


11月の演奏会に向けて、私たちの練習は佳境に入ってまいりました。
バッハ、パレストリーナ、シュッツ、ブルックナー、プーランクと
一通りの練習を終え、本格的な音楽作りに入っています。
さまざまな年代の作曲家の曲に同時に取り組み、歌唱法の違いに
戸惑うこともありますが、年代の違う作曲家の曲を歌うことは
新しい発見の連続です。
アンサンブルの自主練習も始まりました。
まずは、「小アンサンブルの特訓?」がある合宿をめざして、
練習を積み重ねています。
秋の演奏会に、どうぞご期待ください。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

東京バロック・スコラーズ
広報担当




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