去る11月18日(金)、TBSの音楽監督であり指揮者である三澤洋史が、 日本音楽著作権協会(JASRAC)より顕彰され、第3回JASRAC音楽 文化賞を受賞いたしました。
この賞は「売上や利用実績などの数字には表れない地道な活動を行っている個人・団体・作品等に光をあて、音楽文化の発展に寄与した功績を称え顕彰することにより、今後の活動への励みとしていただく」ことを願って、2014年11月に創設された新しい賞です。
三澤の受賞理由は「合唱団の指導、育成に卓越した力を発揮し、新国立劇場合唱団の専属指揮者として同合唱団を世界有数といわれる レベルに引き上げた功績をたたえるとともに、オペラ指揮者の陰に隠れがちな合唱指揮者の重要性に光を当てる意味も込めて顕彰する。」というものでした。
これについて、受賞翌日の練習で、三澤は次のように語りました。
「僕が2001年に新国立劇場合唱団の指揮者に就任した頃、日本では合唱指揮者の地位は低かった。僕が合唱団を鍛えていく中で、その仕事の重要性が理解され評価されるようになったのだとしたら、とても嬉しい。
また劇場には、合唱団やオーケストラといった表に出る人たち以外にも、音響や照明、舞台監督、演出助手等の、裏で舞台を支えてくれている人たちがいる。
皆、劇場を良いものにしたいという情熱で結ばれ、信頼しあって仕事をしている。
僕はそういう人たちの代表としてこの賞をいただいたと思っている。」
「文化というものは、見えるものだけではなく、むしろ見えないものによって支えられていくもの」
この言葉を、私たちも背筋の伸びる思いで受けとめました。
ますます脂ののった三澤と共に、TBSも前に向かって進んでいきたいと思います。
【参考】 JASRAC 第3回JASRAC音楽文化賞
http://www.jasrac.or.jp/profile/culture_award/03.html
☆朗報!☆ モテット全曲CDが、「レコード芸術」誌で準特選!
「レコード芸術」(音楽之友社)2014年1月号で、見事「準特選盤」の評価をいただきました!
喜多尾道冬・堀内修・石田善之の評の一部をご紹介します。
♪イエスを自分の身体に刻み込み血肉化しようとする喜びがほとばしって感銘深い…
♪骨太で曖昧さの全くないバッハ…
♪通奏低音とオルガンが全体の響きをしっかりと支えた控えめなバランスも効果的…
お忙しい中、私たちの演奏を全曲試聴し、あたたかい評価をくださった三氏に心から感謝いたします。
これを励みに、ますます精進してまいりたいと思います。
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6月に秋川キララホールを借り切って録音した
「J.S.バッハ作曲 モテット全曲」CDが、12月1日(日)に発売となりました!
指揮:三澤 洋史
合唱:東京バロック・スコラーズ
通奏低音:
チェロ/西沢央子
コントラバス/櫻井 茂
オルガン/浅井美紀
レーベル:東京バロック・スコラーズ
発売日:2013年12月1日
定価:2,625円
TBSが初めて挑戦した本格録音盤CD。
音楽監督 三澤洋史と合唱団員の思いがつまった渾身のモテットです。
21世紀にふさわしいバッハ演奏を目指すTBSが、設立8年にしてやっとひとつの
目標に辿りつきました。
是非お聴きください!
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「教会で聞く クリスマス・オラトリオ」と「第7回演奏会 バッハとコラール」が「日独交流150周年記念事業」に認可されました。
【日独交流150周年2010/2011について】
1861年(万延元年)1月24日に日本とプロイセン(当時)の間で修好通商条約が締結されてから、2011年で150年目を迎えます。
この記念すべき年を「日独交流150周年」として、これまで幅広い分野で協力・交流が進められてきた両国関係を更に発展させていくことを目的に、日本とドイツで様々な記念イベントが行われます。
日独関係の重要性及び日独交流150周年の意義にもかんがみ、日本側の名誉総裁に皇太子殿下、ドイツ側の名誉総裁にクリスティアン・ヴルフ・ドイツ連邦共和国大統領がそれぞれ御就任になりました。
日独交流150周年の全体の運営は,両国の外務省が行なっており、ドイツ国内で実施される行事についてはドイツにある日本の在外公館(大使館・総領事館)、日本国内で実施される行事については、日本にあるドイツの在外公館(大使館・総領事館)が調整しています。(外務省 日独交流150周年より抜粋)